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Singeriana

by Pudding Kingdom

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1.
波を閉じた鏡の舞うこの道は 何を持てば我が身を憂い守れるの? 凪を綴じた道さえ無いこの空で 何を待てば屈みを解かれるだろう? 柱は白く やがて狂い咲く赤の火影を怖れて 探した太陽 彼女が絶叫 私が絶叫 あの日を焼かないように 新しく識る夢を 抱きしめて笑っていた 彼女が絶叫 私が絶叫 あの日が焼かれていく 新しく散る夢を 抱き寄せようと手を伸ばした 凪を綴じた道さえ無いこの空で 何を持てばあの子を守れるだろう 柱は赤く すぐに狂い咲く黒の帳を逃れて 探した鈴の音 切り裂いた "初めて"から 優しさを 深く沈めて 切り裂いた 始めてから 優しさを 焼いて灰に変え 何を視てる 私じゃない!! 私たちじゃない! 彼女が絶叫 私が絶叫 あの日を焼かないように 新しく識る夢を 抱きしめて笑っていた 彼女が絶叫 私が絶叫 あの日が焼かれていく 新しく散る夢を 抱き寄せようと手を伸ばした 揺らいだ指先震えたって 届けば奪えば 守れるって 届けば開けば コロセルって 彼女が慟哭 私が嬌声 あの日を焼き尽くそう 新しく識る君を 抱きしめて笑っていた 彼女が悲鳴 私が慟哭 あの日が焼かれていく 新しく散る君を 抱き寄せようと手を伸ばした
2.
3.
白い陽は熱いから 誰もが隠れる 黒い日は寒いから 誰もが眠る 黒い影描いていた 白い陽が描いていた あの日は描いていた 敵意という少女 この身を喰らう牙は 突き出した腕を 突き抜け刺さる様な 深い闇 黒く濃い闇 chorus この腕が届くのなら 全てを守ろう 大好きな君へ 全てを捧げよう この身が届くのなら 全てを守ろう 大好きな君を 抱きしめられるから 白い日は寒いから 誰もが凍える 黒い火は何かを 思い出させる 黒い影描いていた 白い陽が描いていた あの時描いていた 殺意という少女 この身を裂く爪は 突き出した盾を 容易く割る様な 返された熱を 飲み下す様な 深い闇 黒く濃い闇 chorus この腕が届くのなら 全てを守ろう 大好きな君へ 全てを捧げよう この身が届くのなら 全てを守ろう 大好きな君を 抱きしめられるから 何故なのか。問うならば、今 誰なのか。問うならば、今 涙の訳はまだ 聴けなくて聴けなくて いつまでもいつまでも まだ chorus この腕が届くのなら 全てを守ろう 大好きな君へ 全てを捧げよう この身が届くのなら 全てを守ろう 大好きな君を 抱きしめられるから 逃げる影縫い追ってまた会いに来る 赦さないなら "何か"と覚悟を "何か"に覚悟を・・・。
4.
5.
世を思う【樫の王】は綻びが許せなくて 綺麗なものはみんな『決して傷を持たぬ姿』 「闇をくれよ、頼む!」 ——1つ? 「死をくれよ、頼む!」 ——1つ? 「愛などは要らぬ、全てさ!」 ——ぜんぶ? 「ああ、何も要らぬ!」 ——何も? 「何も、全て、要らぬ!」 ——何も? 「全て、全て!要らぬ!」 答えは・・・・・・ 夜を想う【樫の王】は涙を認められなくて 醜いものはみんな消して『傷を持たぬ姿』 「闇をくれよ、頼む!」 ——1つ? 「死をくれよ、頼む!」 ——1つ? 「愛などは要らぬ、全てさ!」 ——ぜんぶ? 「ああ、何も要らぬ!」 ——何も? 「何も、全て、要らぬ!」 ——何も? 「全て、全て!要らぬ!」 答えは・・・・・・無い? 空を掻いた 弧を描いた 夜を傷だらけにしようと 「余がこの手に掴んだものは全てやり直す魔法の杖」 まあるく掻いた 月を掻いた 『選別の乙女』chooser of the slain 舞い踊るように 「そっと殻が破られるように世界が目を開く」 傷みが酷すぎるよ、夜は 崩れて潰されるのは、僕ら 嗚呼、暗い夜は王の所為ではなかった 痛みはもうこれ以上いらないよ! やがて昇る陽に目を瞑り それを取り戻そうとしても沈んでいくだけだろう まあるく描いた 弧を描いた 軌跡を結目に見てた 「王がその手に掴んだものは死を呼ぶ軌跡を残す刃」 大きく描いた 弧を描いた 『選別の乙女』chooser of the slain 振るう身絶えるまで そっと膜が破られるように傷みで目を覚ます 嗚呼、暗い朝は王の所為ではなかった 痛みはもうこれ以上いらないよ! やがて昇る陽に目を瞑り 全てを失った目で深く沈む どうしてもいらないというのなら 苦しくてもういらないというのなら ——開いて! さよなら夜を想う【樫の王】は己さえ許せなくて 綺麗なものはずぅっと「決して傷を持たぬ姿」 「闇をくれよ、頼む!」 ——1つ? 「死をくれよ、頼む!」 ——1つ? 「愛などは要らぬ、全てさ!」 ——ぜんぶ? 「ああ、何も要らぬ!」 ——何も? 「何も、全て、要らぬ!」 ——何も? 「全て、全て!要らぬ!」 答えは・・・・・・ 「ここにあるものさ!」 まあるく描いた 月を描いた 奇跡を夢に見てた 「君がその手に掴んだものは死を呼ぶ軌跡を残す刃」 王を欠いた 僕らがいた 『選別の乙女』chooser of the slain 振るう身絶えるまで そっと膜が破られるように傷みで目を覚ます 傷みで目を覚ます 傷みで目を覚ます
6.
7.
The Virgin 06:30
夢見てたあの頃は 2人だった星空 鍵を記す落書きは 今もまだあるかな 夢見てたあの頃は 1人だって耐えれた 鍵を記す落書きは 今もあの本棚 黒と黒 僕と君 叫び出す鴉たち 黒と赤 僕と君 叫び出す鴉たち 狂い咲いたのは 香りの無い夢 殺して。 殺して。 放たれ銀く描かれた 走る痕も消えなくて Bells OTH Virgin 放たれたこの時代に 降り注ぐ雨 降り刺す雨 放たれ黒を打ち撒けた 走る跡も消えなくて 今もね 放たれたこの時代に 降り注ぐ雨 やがて降る雨に抱かれて 火に抱かれて 殺して。 殺して。 火に抱かれて 死に抱かれて 殺して。 殺して。 殺して。 放たれ銀く描かれた 走る痕も消えなくて Bells OTH Virgin 放たれたこの時代に 雨を降らせて 降り刺す雨 放たれ黒を打ち撒けた 走る跡も消えなくて 今もね 放たれたこの時代に 降り注ぐ雨 やがて降る雨 夢見た 黒を視た 鴉だけなら君かな 視た 今も視た 鴉だけならば 今も 夢見てたあの頃は 2人だった星空 鍵を記す落書きは 今もまだあるかな 夢見てたあの頃は 1人だって耐えれた 鍵を記す落書きは 今もあの本棚 黒と黒 僕と君 叫び出す鴉たち 黒と赤 僕と君 叫び出す鴉たち 舞い散る花弁 香りの無い夢 殺して。 殺して。 放たれ銀く描かれた 走る痕も消えなくて Bells OTH Virgin 放たれたこの時代に 雨を降らせて 降り刺す雨 放たれ黒を打ち撒けた 走る跡も消えなくて 今もね 放たれたこの時代に 降り注ぐ雨 やがて降る雨に抱かれて 火に抱かれて 死に抱かれて 火に焼かれ 死に灼かれ 君に抱かれて 殺して。 殺して。
8.
9.
Clarissa 06:42
白に映した 私の心 貴女の心 私は『空』 白に映した 私の心 貴女の心 貴女は『虚』 だからって、だからって―――!! 夜空は星を雲を人を括り 全て独り占めね あの娘は星も雲も人も括り 全て独り絞めね 夜空の星を海は抱いた 雲はそれを許さないの あの娘の星は君が裂いた 君はそれを赦さないの 青に映した 私の心 貴女の心 私は『舞』 青に映した 私の心 貴女の心 貴女は『踊』 夜明けを喰らい啼いた 赤に映した 私の心 貴女の心 私は『静』 赤に映した 私の心 貴女の心 貴女は『騒』 遠過ぎたの私の手は 何も掴めなくて空ろを抱いた 生を探す私の瞳は 何も映さなくて骸を抱いて哭いた 増えて溢れ出した感情 大切だと思って 苦し紛れの嘘を 繰り返し彫った 許されないこの感情 剥き出しにして 苦しすぎる言霊 繰り返し吐いた 許して! 許して! 許して!! 願い事は1つだけ? 私はもっと叶えたい 赦されざるは1つだけ。 私はきっと叶えたい 右手の傷跡はもう無い あるのは恨みと覚悟 「いつだって私は1人で生きてきた」 それは唐突な嘘 あるのは恨みと覚悟 「いつだって私は全て愛してきた」 ・・・待っていたよ、Jutta! 黒に映した 私の心 貴女の心 貴女は『鬼』 生を探す私の瞳は 君を捉えて肩を抱いて泣いて 笑って、泣いた。 増えて溢れ出した感情 大切だと思って 苦し紛れの嘘を 繰り返し吠えた 許されないこの感情 剥き出しにして 苦しすぎる言霊 繰り返し吐いた 許して! 許して! 許して!! 黒に映した 私の心 貴女の心 私は『人』 さよなら、Jutta!
10.
11.
空を羽撃くの 銀の螺旋描く君 叩き付けられた ありったけの憎しみ 零れ落ちる夢は あの娘が拾うから もう目蓋閉じて おやすみ 空を撃ち抜くの 赤い螺旋描く君 叩き付けられた ありったけの憎しみ 零れ落ちる棘は 私が拾うから もう目蓋閉じていいよ 欠片を食べた奇形の夢たち 私は覚悟を求めているの だから応えた 私はここだと 心は確かに ここだよって さあ行こう、愛する者よ! 私が知っている君は 全て笑顔の君 だから弔いの歌は笑顔 星さえ散らす刃を身に纏って 抱いてと笑う 私が知っている君は 全て涙の君 だから弔いの歌は涙 何もかも喰らう死を身に纏って 愛してと哭く 空を羽撃くの 銀の螺旋描く君 隠さなくていいよ それだけの憎しみ 零れ落ちる夢は 私が拾うから もう目蓋閉じて おやすみ 空を駆け抜くの 青い螺旋描く君 受けきれなくていい それだけの憎しみ 零れ落ちる棘は あの娘が拾うから もう目蓋閉じていいよ 奇跡を食べたあの娘の夢跡 私は覚悟を求めているの だから応えた 私はここだと 心は確かにここだ って聴こえた 明日、明日、明日、明日… 明日は泣いていいのね、明日。 明日、明日、明日、明日… 明日は笑えるはずよね、明日。 欠片は尊過ぎたあの娘の想い 欠片は尊過ぎた貴女の覚悟 欠片は尊過ぎた貴女の愛ね 欠片は尊過ぎた想いと想いと想いと想いと… 空を撃ち貫いた 赤い螺旋描く君 空を斬り裂いた 青い螺旋描く君 零れ落ちる夢は あの娘と拾うから もう目蓋閉じていいよ 欠片を食べた奇形の夢たち 私は覚悟を求めているの だから応えた 私はここだと 心は確かに ここだよって さあ行こう、愛する者よ! 私が知っている君は 全て笑顔の君 だから弔いの歌は笑顔 星さえ散らす刃を身に纏って 抱いてと笑う 私が知っている君は 全て涙の君 だから弔いの歌は涙 何もかも喰らう死を身に纏って 愛してと哭く

about

PKCD-0005

credits

released September 15, 2013

music : Dahiz
illust : Shion

VOCALOID : YUZUKI Yukari
program : OHOKI Dahiz

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